博物館実習日誌3

へい実習3日目!

資料の整理とデータ登録の仕事をやってきた。
2グループに分かれて、スチル写真の番号付けと、シナリオの登録作業をする。
午前中は、スチル写真の裏側に、作品の番号を書き込んでいく。あたしの担当したBOXは、戦前のメロドラマ風な作品ばっかりであんまり面白くなかった...。隣りの人のBOXからは、時代劇風の写真や「太秦」と書かれたシールがチラチラのぞいていて、個人的にはそっちをやりたかった...ぐぐぐ...。つっても戦前のスチル写真なんて本当に貴重なもので、戦火を免れてキネ旬が保管していた物を、フィルムセンターに寄贈したんだそうな。中には、フィルムが消失もしくはなくなってしまい、スチル写真のみが残っている作品も多いんだって。失われてしまったものはもう戻らない。形あるものはいつか必ず壊れ、無くなる日が来るけれども、だからこそ今あるものをしっかりと保存し、記録していく事が大切なんだろうな。スチル写真の中で微笑んでいる昭和の美男美女を見ていると、ふとそんなふうに感じた。

午後は、作業を交代してシナリオの登録。
タイトル、映倫検査番号、プロダクション名などをエクセルでデータ作成していく。
旧漢字がなかなか出なくて一苦労。劣化してボロボロになった背表紙が、扱っているそばから崩れていく...。歳月の残酷さと儚さを感じたよ...。
そしてその崩れた破片はアレに似てた。ルマンドw
そういえば、去年遊びに来たポーランド人にルマンドを食べさせたら、
「チーズの臭いがする!!いや、納豆の臭い!!」
と言っていた。...うーん?どう思う??


スチル写真担当の情報資料室のM本さんは、まるで体育教師のような人だった。ピチピチポロシャツにチュクビたってまつよ...森Mさん。チャンバラの写真を取り出してははしゃいでいた。
映画ポスター担当のM上さんは、久しぶりのイケメン。
村Kという名字に思わず反応してしまった自分が切ねぇw この人も西の出身なのかな。かの水軍の一族の末裔たちは、みんな色黒で引き締まった美人さんなんだろか...。海賊萌えw