ふぉふぉふぉふぉふぉふぉ…

おい、…みーた…みーた…みーたろう…みーたちゃん…みーすけ…みー沢…みー蔵…みー子……www


おやおやおや、また眠れないのかい? まだ寝てないのかい??
だらしのない子だよまったく、今まで撮った写真を加工してはひとりでニヤニヤして…。
おまえというやつは、大正時代の版画家も、スペインの映画監督も、ヤマジュンも、伊集院光も、美内すずえも、人の恋路も……みーんなフラットにオカズにしちまうんだから (´_ゝ`)
それでいて、人が何を考えて何を言いたいのか、次の行動までほとんどわかっちまってる上で人の弱みにつけ込んだり、からかったりするなんて…。まったく、血の臭いを嗅ぎ付け、腐肉を漁るハイエナのような奴だよおまえは…(  ´Д`)

いったいどうしてこんな子に育っちまったんだろう…。でも、思い出せばやっぱり、2・3歳の頃からこういう奴だったのかもしれないねぇ。

今もまた、どこかの誰かさんにリスクの高い賭け事をふっかけようと企んでるね?
ホントに、自分の楽しみのためなら手段も選ばない…常識も世間体も関係ない… 
ブラックだ…ブラック・モモネコ4だよ…。
おっと!…かさぶたを引っ掻いてたら血が出たよ…
(小学生の頃のモモネコより)





…もう…もういーから早く寝ろ!!(;´Д`) このドアホがっ!!!

VIVA☆札幌!!

さてー、札幌から無事帰ってまいりました!
新たな恋を探しに…☆じゃなくて、 コレに行ってきました〜↓
コミュニティシネマ/上映者ネットワーク会議 2006
http://www.acejapan.or.jp/film/network/convention06/06top.html
あと、札幌国際短編映画祭2006
http://sapporoshortfest.jp/jp/index.html

全国で映画を上映している様々な施設の方や、映画に興味のある人がわんさか集まって、これから映画上映はどうなっていくのか、デジタル化の波はどこまでいくのか、映画教育の方向性は… などなどを話し合う。要するに、映画を愛してやまないコアな活動家たちが一年に一度集まり、議論し、語り明かすという一大イベントです。


夏休みに入る前に、ゼミの教授が資料を持ってきていて、「こんなのがあるから、来れる人は参加してみたら?」みたいな感じだったけど、まさか行くとは自分でも思わなかった! 急に思い立ったから、飛行機のチケットが取れたのは出発の2日前!さらに、週末だったからホテルはどこもいっぱい!!結局ホテルは見つからないまま、不安を抱えて出発したのでした。


飛行機の便は8日の一番早い便、帰りは9日の一番遅い便。
橋本からだとどうしても、行きは前日の深夜から行ってないと無理。だから、浜松町のマンガ喫茶で始発を待ちました。狭くて小汚いマンガ喫茶で、変な白人男性に絡まれるわ、酔っぱらったリーマンたちのいびきはうるさいわで、なかなか面白い夜を過ごせますたw 


さて、札幌に朝早く着いたフジンコは、まず手頃な温泉やネットカフェを物色。朝のすすきのは、なんだかくちゃくて生々しかったw 


眠い目をこすって1日目の会場プリンスホテル
去年上映のお手伝いをさせてもらった文化施設の方や、教授、同じ学科出身の先輩に会って、レセプションにも図々しく参加し、いろんな人を紹介してもらった。業界の人たちは意外に地味なんだけど、話していると面白くて、とっても気持ちのいい人ばっかりだった。まだ学生だけど、名刺を作ろうかなと思った。


夜は、教授や先輩たちとすすきのに繰り出した! 
地元の日本酒、ビール、縞海老、イカ、タコ、鮭、まぐろの刺身…めちゃくちゃ美味かった!!それから、名前を忘れちゃったけど、凍らせた納豆を最中で包んだ食べ物をいただいた!納豆を凍らせるなんて…さすがの茨城人でも思いつかないぞw


会場からもすすきのが近いし、24時間やってるネットカフェで夜を過ごそうかと思っていたら、教授をはじめいろんな人にもの凄く心配された。ので、先輩のお言葉に甘えて、ホテルにご一緒させてもらうことにした。なんかどこもホテルがいっぱいで、シングルを頼んだけどツインを案内されたんだそうな。野宿も辞さないつもりだったのに、広くてキレイなホテルで浴衣を着て眠れるとは…!ありがたやりがたや。感謝感激雨霰。


翌日は、北海道庁赤れんが庁舎での会議。
赤れんが庁舎、札幌に行った際にはぜひ行ってみて。申し分なく晴れていて、お弁当を持って、庭で食べたら気持ち良かっただろうなぁ。空気がカラッとしていて、ときどき風がひゅうっと吹いてくる。空は高くて、すっきりとした秋晴れでした。(後に、一緒に行動していた先輩がものすごい晴れパワー人間だという事が判明w ちなみにオイラは極度の雨を呼ぶ女。出発前東京はどしゃ降りだったんだよ!)


夕方、映画の上映には行かずに、先輩と札幌市内を回った。植物園とか、道立近代美術館に行ってみようと思ったんだけど、4時半には閉まっちゃうんだね…。すすきの以外の夜は早いw 残念。
夜7時まで空いている北海道市資料館に行って、誰もいないので、自宅のようにくつろいでいろんな事を話したw ここが元、裁判所だった事を思うと不思議な感じがしたw アマゾンに行きたいとか、インドに行きたいとか、ワニの肉を食いたいとか……裁判官もがっくりだよねw


帰り、先輩に駅まで送ってもらった。なんていい人!!旅は道連れ世は情け。本当に楽しかった&お世話になりました!



うわーん!北海道大好き!!北海道LOVE☆絶対また行く!
まだ旭川富良野、帯広、十勝には行ったことないんだよね。あと、冬の知床や網走も行ってみたい。一緒に行ってくれる人募集w

マイマイカブリ

momoneko42006-09-10

5〜7歳くらいのモモネコは、いろんな生物の図鑑を見るのが好きで、当時カタツムリにハマっていたのね。そんでね、カタツムリたちのあの美しい渦を見ては宇宙の神秘を感じたりして、ひとりで悦に入っていたりしたの。
図鑑を見ていくと、マイマイの種類のページが一通り終わってから、今度はマイマイたちに関するコラムや注釈なんかが書いてあるページにくるの。
そこに掲載されていた、「マイマイカブリ」。
オサムシ科に属し、主にカタツムリを捕食する。カタツムリの殻に頭を突っ込んで肉をむさぼる。。。おおお
この生物の存在は、当時のモモネコを恐怖のどん底に陥れた…。食物連鎖と言うものをうっすら分かっていても、カタツムリにぞっこんだったから、彼らを食べるなんてどれだけ酷い虫なんだろう、さぞかし兇悪そうな面した奴らなんだろう、と思っていた。そう、子供向けの図鑑だったから、マイマイカブリがカタツムリをむしゃむしゃ食べている写真や絵は載せてなかったんだよね。
どっちかっていうと、雑食のカタツムリのほうが悪い奴なのにねw 
今見ると、マイマイカブリはキレイだ☆特に北日本産。掃除屋さんの種類の虫でもキレイなやつがいるもんだ。

 愛を追う

さて、モモネコは愛する先生を追って、明後日から札幌に行きます!!うほほw どうもあのお方が関わると、あたしはいてもたってもいられなくなってしまうらしい☆ Viva!!妖精さん!! 
っつっても愛の逃避行とかじゃなくて、コレに参加しようと思って→http://www.acejapan.or.jp/film/network/convention06/06top.html 
あと、映画祭→http://sapporoshortfest.jp/jp/index.html
バイトあるから一泊ですぐ帰ってくるし。でも、なんでもギリギリなのが災いして、まだホテルが見つかってない(飛行機のチケットも昨日取れた!)。ホテルは週末だからどこもいっぱいみたい。めんどくさいから漫画喫茶で夜を過ごそうかな!
あー、旅行の手配ってめんどくさいよね。どこか遠くへ行くのは大好きなんだけど、もう誰か全部細かい事を手配してくれてるのがいいや。執事が欲しい。


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 家族の肖像

momoneko42006-09-06


ルキノ・ヴィスコンティの『家族の肖像』を見た。
ローマの豪邸に住む孤独な教授は、〈家族の肖像〉と呼ばれる18世紀の英国の画家たちが描いた家族の団欒図のコレクションをしながら、静穏そのものの生活を送っていたが、ある家族の一群に侵入され、そのことによっておきる波紋を、ヨーロッパ文明と現代貴族のデカダンスのぶつかり合いやすれ違いを根底に描く。
なんか…セリフの流れが知的で比喩的で、画面の美しさや流れをぶち切るような字幕が出てきたりして、時々ついて行けなくなったけど(字幕訳が良くなかったのかな?)、やっぱりヴィスコンティはすごい。重厚で暗い室内や、登場人物たちの空気を変化させて行くような光(照明)の使い方にうなった。(撮影は Pasqalino de Santis [パスカリーノ・デ・サンティス]←この人きっとスゴいんだろうな。ちょっと後で調べてみよう。)主演の老教授を演じたバート・ランカスターの演技が素晴らしくて、彼が画面に出てくる度に涙が出そうになった。もう一人、出てくるだけで姿を追わずにはいられなくなる美貌の持ち主はヘルムート・バーガー。か、かっこいい。粗暴で意固地で、かつ退廃的で美しい、貴族たちの愛玩である自身の身を憎みながら、美術の知識も深く、インテリな左翼の若者。演技はイマイチだったけど、彼のキャラはイイなぁ。悶えるねぇw 友人が、あまりにカッコいい俳優が出てると、映画が本当に素晴らしいのか、その俳優のかっこよさのせいで良く見えるのか分かんなくなる…と言ってたけど、それに近い感じになってしまった…(笑)いやでも、ヴィスコンティの名作ですから。大丈夫大丈夫…たぶんw
“美しきものは追い求めよ、少女であれ少年であれ抱擁せよ……性の生命は墓に求めえぬゆえ"
若者3人が教授の書斎でカンツォーネに合わせて全裸で踊るシーンは素晴らしかった。詩人オーデンの言葉が一言一言染み込んで、脳が溶けるかと思った。まだまだアタイも若いな!憧れるなぁw
血の繋がり…といった意味で本当の家族ではなくても、一瞬でも「家族」になれる瞬間がある…。1974年の作品だけど、今の〈家族の肖像〉の意味を、もう一度じっくり考えることのできる一本です。