就活まっただ中

昨日、某エステティックサロンの三次面接があって、そこでやたら雰囲気が良かった。
なんでも、そこの一次の筆記試験の成績が良かったらしく、今の就活の(他社の)進み具合も順調なものだから、面接官に褒められた。面接というより、お喋りのような感じになってしまった。「あなたは色々な仕事をきちんとこなせそうだし、お話しされる事にも経験から得た事が反映されてしっかりしていらっしゃいますね。私たちは、あなたの色々な可能性に期待し注目しています。」みたいな事を言われた。相変わらず、「本番で強い」「プレゼンでミラクル」の性質は現役のようだ。

高校時代からろくに学校には行かないわ、課題は出さないわ、自分が認めない人に対しては徹底して尊敬の念ゼロ...などというろくでもない態度で過ごしてきて、軽く問題児扱いだった自分。昨日の面接であんな風に褒められて、久しぶりに、中学生時代の頃のような自信というか、「ああ、褒められて認められるって確かこんな感じだったなぁ。」というような事を思った。面接官が、引っ掛けや厭味で言っている様子ではなかったから、悪い気分はしなかった。


最近、というか昔からだけど、人から言われる事で多いのは、「明るい」とか「しっかりしている」とか「仕事できる」みたいなことが多い。でもそういう面がある事も確かだけど、それは表向きというか、装った面で出ている事が多い(と思う)。実際はすごく気分にムラがあって、皆で何かするより1人にしておいて欲しい時が多く、暇さえあればボーッとして自分の世界にこもり、ダラダラしていたいときの方が大部分(な気がする)。1人でこちょこちょと何かを作り上げて、その過程や努力は誰にも見せず、ある時完成したものやひねりの利いたものをバーンとみんなに見せたり言ったりして、その場の感心をかっさらった後、また1人に戻って、こちょこちょと自分の好きな事をしていたいのだ。


変なもので、就職活動をしていると自分の事を今まで以上によくよく考える機会が増える。そして、変な面や嫌な面は色々と具体的に見えるのに、良い面というのは自分では全然見えてこない。というか、「自分で思っている」良い面と、「他人から見える」良い面はまったく違うみたいなのだ。しかも面白い事に、変なところや嫌な面というのは、自分で気づいてちょっと自分を好きになったりできるのに、良い面というのは、他人から言われても自分で言うにしても、なんだか気恥ずかしくて気持ち悪いものになってしまうみたいなのだ。
変なの。

今、卒論に取りかかろうとしていて、それに関してもよく考えている。自分についての論文(というかエッセイ?)ならいくらでも書けそうなのに、他の事を、しかも形だけでも学術的に客観的に書くなんてとってもできそうにない。もう、自分史の本でも作って提出するか?



あー、お腹空いたな。デラウェアが美味しい