オラファー・エリアソン

momoneko42005-11-20

をみてまいりました☆

こないだ学校でちらっと話したら、みんな「??誰それ・・・?」という感じだったので、1人でショボーン(´・ω・`)としてしまいましたが。。。あと、色々用事があってオープニングパーティーに行けなかった・・・くやちい!!これも(´・ω・`)ショボーン



よくよく見てみると、日本の美術館での個展は初だそうで。2001年の横浜トリエンナーレに出てたはず。あ、あと金沢21世紀美術館にもあるじゃん!これこれ↓
 


一昨年、元同居人とロンパリ旅行したときに、テートモダンで展示していた太陽の作品「The weather project」(2003年テートモダン)がすっごく良かったので、だいぶ期待していました。
(「The weather project」に関する記事↓)
http://www2.ttcn.ne.jp/~cobalty/U.K/tate/tate.html
http://www.fogless.net/artreview/031016_tm_oe/oe.htm




んで、今日バイト後に原美術館へゴー!
原美術館、行ったことない人はぜひ一度。最初は場所が分かりにくいかもだけど。JR品川駅からちょっと歩くよ。なかなか落ち着いた、静かで品のいい美術館だと思います。素朴な白壁に、歩くと時々きしむ木の床なんかがいい感じ。



今回の作品は、展覧会のサブタイトルにもある通り、光を何らかの物(例えば壁、スクリーンなど)に投影させた作品群が展示されていました。「The weather project」のような、ものすごいインパクト&大々的な作品はありませんでした(もちろん会場の大きさの関係もあります)が、彼の考えや興味が多少なりとも見える展示であったと思います。
光を投影すると言っても、それは光を直接投げかけるわけではなくて、「影の光」すなわち、光源と壁の間に、光を屈折させ透過させる物体が設置してあるのです。それは螺旋状に光源を取り巻いた金属片であったり、透明なプラスチック?やアクリル板?であったりします。
二階の奥の部屋にある作品(タイトル忘れた!)は、なかなかインパクトがありました。広い部屋を白い大きなスクリーンで区切り、スクリーンの後ろからオレンジの光を投影する作品です。部屋に入ると、まず入り口の柱に小さなたくさんのファンが縦一列に設置してあり、ひゅぅっと春の風のようなものを感じます。その後、しばらくは部屋の光源がどこにあるのか分からず、ぐるりと部屋を見回すことになります。スクリーンが両脇の壁にぴったりになるよう設置してあるので、あたかもそこに発光する壁があるかのようにみえるのです。これは少し、太陽の作品に似た感じがしました。空気の流れの感触、すぐそばに暖かく発光するものがある安心感、しっかりと見つめて捉えたいのに、それが叶わないもどかしさ。これらが混ざり合い、ひとつのほぼ完璧な空間がそこにはありました。実際にそこに入った鑑賞者が全身で感覚を味わうことができるのは、この作品じゃないかな。
ひとつ、「カメラ・オブスキュラ」という作品があるのですが、それは原美術館の庭の風景が、室内のスクリーンに投影されるものだそうです。これは美術館の窓にカメラのレンズの役割をするものを設置し、周囲を真っ暗闇になるようにした、まさにカメラボックス巨大版!のような作品なんですが・・・。画像の投影がまったくの自然光のみで行われるため、あたしが入館した時(4時半頃)にはもうほとんど図像は見えませんでした・・・!うう・・・。ぜひ光があるうちに見に行ってください!!(泣)
あと、「Beauty」という作品を見落としてしまった!だからもう一回行かなきゃー。


原美術館HP→http://www.haramuseum.or.jp/generalTop.html



帰りに

セブンでクジひいてシュークリーム当たったー☆これから食べるー。いひひ♪