字幕の台本入力

momoneko42005-09-02

前にもちらっと書いたけど、ゼミの先生の紹介で、映画の上映のお手伝いをしてます。
いつもだと、映画上映当日の際の案内とか誘導とか、チケット引き換えとかチラシ渡し、みたいな軽ぅいお仕事をやってますが、今回は、ちょいとレベルアップしたお仕事を頼まれていまっす!


12月にサイレント映画の上映があるんだけど、サイレント映画って音がついてないから、動画の後に英語でセリフが入ったりするでしょ。チャップリンの作品を見たことあったら分かるかなー。昨今では映画祭でもない限り滅多に上映されないしなぁ・・。そんでもって借りてきたフィルムには日本語字幕がついていないのだ。なので日本語の台本を入力し、プロジェクターで投影をする、という作業が必要なのよね。で!そのその仕事をやらせてもらえる事になったんす!モヒョヒョ(`・ω・´)シャキーン!


今日は、初仕事。
あーうれしい。だけど怖い・・。楽しみだー。ああでも怖いっ!(´Д`;) アレなんだよ。「好きなようにやれ」とか「テキトーに」って言われると、燃えて本番でも何でもミラクルが起こるんだけど、決められているた事を決められている範囲内でやれってなると、失敗しちゃったりうまくいかなかったりするんだよな・・・。うまくいくといいなー。
・・・ってまだ仕事に入ってもいないのに一人でもにょもにょし、前日はなかなか眠れませんでした・・・(ウソ)


午後2時に上映場所の事務室に行き、担当のKさんを呼び出すと、今日はまず始めに台本とビデオのチェックをしてもらいます、とのこと。台本(ずいぶん古いものでボロボロ・・・)とビデオテープを渡され、作業の打ち合わせ。
作業に入る前に、Kさんの上司の方にご挨拶。「お手伝いをさせていただきます、◯◯(みーたろう)です。よろしくお願いします」とペコリ。人の良さそうな、そして仕事もガッチリできそうな上司さんに「よろしくね〜」と言われ、はぁぁ〜( *゜д゜)「会社」て感じがするぅぅ〜☆と一人で感動。会社だっつの。


Kさんにつれられるままに、運搬用のやたらでかいエレベーターに乗り4階に行くと、今は使ってなさそうなオフィスの一室に通される。ほこりをかぶったデスクが並べてあって、部屋の隅には雑然と荷物が積まれてる・・・。片隅に、数個のビデオデッキとDVDプレイヤーと、大きめのテレビが乗った棚があり、どうやらここでビデオを見ながら台本をチェックしていくらしい。Kさんは簡単な説明をした後、差し入れの飲み物を置いて、去って行った。

使われていないオフィスに独り・・・昼間でも薄暗い・・・小さな薄汚い給水室から、水の音が漏れてくる・・・その中でただひたすら1時間弱のサイレント映画を再生し、ときどき台本と照合するために巻き戻し・・・を繰り返す。途中何度か人が出入りして、その度に内心びっくりしつつ、「怪しい人じゃありませんから!仕事してますから!」という顔と姿勢をとってがんばった。


やっとビデオと台本のチェックが終わり、んん”〜と背筋を伸ばしていると、kさんがするりと入ってきた。「あ、ちょうど今終わりましたー」と時計に目をやると4時半。うへー。2時間半も見てたんか。結構かかるもんだなぁ。


事務室に戻り、次回の仕事の打ち合わせをして今日はおしまい。次回はもう一本の作品をチェックするのと、台本の入力の作業なんかがある。今からパワーポイント勉強しとこう。1年の時に授業で使ったけど忘れちまったい。
でもなんか、仕事の流れが見えたからひと安心。がんばるみょーんc⌒っ =゜ω゜)φ