『大酔侠』

さ、今日のDVDは、キン・フー監督の『大酔侠』(原題:大醉侠 Come Drink With Me)。

大酔侠 [DVD]

大酔侠 [DVD]

燕のように舞い戦う、美しき女剣士誕生!!
アジアの巨匠キン・フーが放つ元祖女性アクションの傑作。

おひょひょ(゜∀゜)

香港映画の名を国際的に高めた巨匠、キン・フー監督の記念すべき最初の武侠映画。それまでの武侠映画のレベルからとびぬけた、斬新で迫力あふれる演出法が、新しいアクション映画の時代をひらき、武侠映画の大ブームをまきおこした伝説の傑作だ。2002年の東京国際映画祭で日本初上陸。もちろんソフト化はこれが初。待望の1作である。
兇悪な盗賊団に兄を人質にされ、単身、奪還に敵地へ乗り込んでいくのは、なんと男装の可憐な女剣士。この女剣士、金燕子(チンイエンツ)が、まさに燕のように、華麗に舞うがごとく敵をたおす剣法の冴えは、女装を主人公にしたアクション映画にも新時代を築いた。
金燕子を演じたチェン・ペイペイは、この映画のヒットで、以後、多くの武侠映画に出演。”武侠影后”(武侠映画の女王)と呼ばれた。キン・フー映画にオマージュをささげたアン・リー監督の『グリーン・デスティニー』(00)でも、かつての女王にふさわしい活躍ぶりをしめした。
キン・フーは、この映画のあとショウ・ブラザースを離れ、『龍門客棧』(67)、『侠女』(70) 等、次々と傑作をはなって独自の境地をひらいていく。
金燕子をたすける酔いどれ侠客”酔侠”には『水滸伝』のユエ・ホア。この頃のショウ・ブラザースを代表する男性スターの一人だ。
撮影を賀蘭山の変名で日本人の名キャメラマン、西本正が手がけている。
宇田川幸洋(映画評論家)

かぁーっこいいー!わくわく(・∀・)


てか、学校行けや!!!!!!